エラ張りの原因は主に骨格の問題と言われています。それゆえに、これまでたくさんの人がエラ張りの改善を諦めてきました。
しかし、骨格と同じくらいエラ張りの原因として大きな要因があるのをご存じですか?
それは「咬筋」。エラの上に乗っかる様に位置する筋肉です。
人によっては骨格の問題ではなく、筋肉が発達しているせいでエラが張っている可能性があります。
そのためエラ張りに悩まされている場合は、まず「筋肉のコリを解消」してみましょう。
骨格が原因だったとしても、エラの上にある咬筋をほぐすことで筋肉の量だけ小顔効果が得られる可能性があります。生まれつきだと諦めず、まずは1度コリをほぐしてみませんか?
エラ張りを改善するためにクリニックに通うことは有効的ですが、最初は自宅でできることから始めてみましょう。
気軽に実践できるよう、主に手を使ったマッサージを中心にご紹介いたします。
1番直接的な方法として「指で直接咬筋をほぐす」マッサージがオススメです。
ほぐすべき咬筋は、歯を食いしばって探します。
エラのあたりに軽く手を当て、軽く歯を食いしばると、筋肉質な筋が浮き上がります。それが咬筋です。
咬筋を見つけたら、指のひらで優しくなでるようにほぐしていきます。
オイルやクリームで滑りやすくすると、肌への負担も軽減できるでしょう。
このとき力を入れすぎるとかえって咬筋を硬くしてしまうので、力加減に気を付けてほぐしていきましょう。人によっては3分ほどで効果が実感できます。
手でほぐすのではなく、口の開け閉めで咬筋をほぐす方法もあります。
まずは先ほどと同様に咬筋を探し、見つけたら軽くつまみましょう。
咬筋をつまんだら、そのまま口を「あ」と「う」の形に、数回開け閉めします。たったそれだけ。
ただし、やりすぎるとほうれい線ができやすくなってしまうので、鏡で確認しながら適度に行うようにしましょう。
普段から咬筋を酷使している人は多少痛みを感じるかもしれませんが、それは筋肉がほぐれている証拠です。
エラ張りを解消するために効果があるのは、咬筋のコリ解消だけではありません。
全部で3つの筋肉が、エラ張り解消に効果を示します。他の2つの筋肉は「胸鎖乳突筋」そして「側頭筋」です。
胸鎖乳突筋は首付近の筋肉を後頭部に向かって押し流すようにほぐし、側頭筋はグーにした手の第二関節の面を優しく耳の上付近に押し当てるようにしてほぐしましょう。
咬筋のマッサージと合わせると、エラ張りの解消に高い効果を示します。
エラが張ると顔が大きく見えてしまうため、気になったら積極的に改善することをオススメします。
骨格でどうしようもならない部分もありますが、筋肉をほぐすことで解消できる場合も多いです。
今回ご紹介したマッサージは特別な機具がなくとも、今すぐに実践できます。
エラ張りが気になりだしたら、美容クリニックに行ったり高い美容機具を購入したりする前に、まずは続けられそうなマッサージから挑戦してみてはいかがでしょうか?